獣医師の年収は高くない?!せっかく獣医師免許をとっても元が取れない?!

獣医師は、命と向き合う仕事のため、時間関係なしで仕事することが多いですが、その割に給料が安いと言われています。

 

今回、厚生労働省の最新統計資料(賃金構造基本統計調査)の中に、獣医師の給料が出ていたのを発見しました。

 

ただ、やはり国の資料は小難しく書いてあり、パッと見何が何だかわかりづらいので、なるべく噛み砕いて、

  • 獣医師の給料・ボーナス・年収
  • 獣医師の年齢別年収
  • 獣医師の手取り

といったことを、会社の大きさ毎にまとめました。

 

後、獣医師といったら時間関係なしで仕事!というイメージが強いと思いますので、時間外労働についてもまとめましたので、一緒にお伝えしたいと思います。

 

獣医師の給料・ボーナス・年収

獣医師の平均年収は525万円程度(平均年齢37.9歳)

獣医師の、ボーナスも含んだ年収は525万円程度です。

企業規模(平均年齢) 給料年額(手当含) ボーナス年額 年収(給料年額+ボーナス年額)
10~99人(37.9歳) 4,366,800円 690,600円 5,057,400円
100~999人(37.5歳) 4,995,600円 1,232,100円 6,227,700円
1000人以上(40.5歳) 3,640,800円 691,300円 4,332,100円
総合計平均(37.9歳) 4,459,200円 795,700円 5,254,900円

厚生労働省「平成29年賃金構造基本統計調査」より。

 

会社の大きさ次第で190万円以上年収が違うという結果でした。

 

年間のボーナスが60万円以上違うというのは大きいですね。

 

年齢別の年収も記載されていたので、お伝えしたいと思います。

 

会社の大きさ毎の年齢別年収

実際に自分の歳だといくらもらえるのか?ということが気になる方が多いと思いますので、年齢別で年収をまとめてみました。

 

会社規模10~99人の獣医師の年齢別年収

年齢 給料年額(手当含) ボーナス年額 年収(給料年額+ボーナス年額)
20~24歳 データなし データなし データなし
25~29歳 3,450,000円 276,100円 3,726,100円
30~34歳 4,122,000円 335,200円 4,457,200円
35~39歳 5,428,800円 701,000円 6,129,800円
40~44歳 5,371,200円 1,486,700円 6,857,900円
45~49歳 5,744,400円 1,377,000円 7,121,400円
50~54歳 7,008,000円 1,626,400円 8,634,400円
55~59歳 5,953,200円 2,073,200円 8,026,400円

 

会社規模100~999人の獣医師の年齢別年収

年齢 給料年額(手当含) ボーナス年額 年収(給料年額+ボーナス年額)
20~24歳 3,477,600円 0円 3,477,600円
25~29歳 4,276,800円 1,210,300円 5,487,100円
30~34歳 5,341,200円 1,028,000円 6,369,200円
35~39歳 6,285,600円 1,542,700円 7,828,300円
40~44歳 5,800,800円 1,459,300円 7,260,100円
45~49歳 5,937,600円 1,738,000円 7,675,600円
50~54歳 6,366,000円 1,954,900円 8,320,900円
55~59歳 8,683,200円 1,544,400円 10,227,600円

 

企業規模1000人以上の獣医師の年齢別年収

年齢 給料年額(手当含) ボーナス年額 年収(給料年額+ボーナス年額)
20~24歳 3,068,400円 0円 3,068,400円
25~29歳 5,635,200円 5,635,200円 6,925,700円
30~34歳 データなし データなし データなし
35~39歳 データなし データなし データなし
40~44歳 データなし データなし データなし
45~49歳 4,239,600円 4,239,600円 5,860,200円
50~54歳 2,427,600円 2,427,600円 3,027,600円
55~59歳 データなし データなし データなし

 

会社の大きさに限らず、歳とともに順調に年収が増えています。

 

会社規模1000人以上のところのデータ数が少なかったのは残念ですが、会社規模が1000人以上のところで獣医師を採用している会社がほとんどないということなのだと思います。

 

ここまで税金を気にしないでお伝えしてきましたが、実際の手取りは?と気になる方向けに、ザックリですが試算しましたので、お伝えしたいと思います。

 

平均的な獣医師の手取りは?

毎月の獣医師の手取りは34万円程度(平均年齢37.5歳)

獣医師の毎月の手取りは34万円程度です。

企業規模(平均年齢) 月収(手当含) 毎月の手取り
10~99人(37.9歳) 363,900円 303,900円
100~999人(37.5歳) 416,300円 347,600円
1000人以上(40.5歳) 303,400円 253,300円
総合計平均(37.9歳) 371,600円 310,300円

 

手取り額の計算について、住んでいる地域や各個人の環境により税金の額が変わるため多少前後しますが、25~34万円程度になります。

 

獣医師の一年間トータルの手取りは438万円程度

ボーナスも含めると、平均的な獣医師の一年間の手取りは438万円程度です。

企業規模(平均年齢) 一年間トータルの手取り(ボーナス含む)
10~99人(37.9歳) 4,222,900円
100~999人(37.5歳) 5,200,100円
1000人以上(40.5歳) 3,617,300円
総合計平均(37.9歳) 4,387,800円

 

一年間で438万円を自由に使えると思うと、多いと思う方も多いと思います。

 

しかし、獣医師は激務のためお金を使う時間がないというイメージがあります。

その点についてもお伝えしたいと思います。

 

獣医師の時間外労働は多い?

獣医師の時間外労働についても、厚生労働省の賃金構造基本統計調査に記載があったので、わかりやすくお伝えしたいと思います。

 

獣医師の毎月の時間外労働は8時間

毎月の獣医師の時間外労働は平均で8時間です。

企業規模(平均年齢) 一ヶ月の残業時間
10~99人(37.9歳) 8時間
100~999人(37.5歳) 12時間
1000人以上(40.5歳) 5時間
総合計平均(37.9歳) 8時間

 

会社の大きさにかかわらず、思っていたよりも時間外労働が少ないという結果でした。

 

一日の残業時間に換算すると、平均で一日30分も残業しないということになります。

これぐらいなら許容範囲という方も多いのではないかと思います。

 

ただ、本記事でお伝えした残業時間は、厚生労働省の調べになり、企業側が正確に申請していない可能性もありますので、悪しからず。

 

まとめ

  • 獣医師の平均年収は525万円程度。
  • そこからザックリ試算すると一年間トータルの手取りは438万円程度。
  • 時間外労働は1日30分もしない。

 

今回、厚生労働省の調査結果を見てみると、獣医師の時間外労働が少ないということで、これが本当に現場の状況が反映されているのか疑問が残る結果となりました。

 

職業別の年収と残業時間について調べていて面白いと思ったでの、引き続き他の職種についてもまとめていきたいと思います。

 

最後までご確認いただき誠にありがとうございます。