《運転免許証の返納のやり方》代理人でも行うことができる?!

先日、もう間もなく80歳になる方の運転する車に乗せていただきました。

普段は80歳という年齢を感じさせない元気なおじいさんですが、やはり車の運転には歳による影響がハッキリ出ていました。

 

私はまだ30半ばで、運転免許証を返納するのはかなり先の話になりますが、自分の親などが返納する場合に、私が代理人になって返納できるのか気になり調べたので、結果をお伝えします。

 

代理人になって返納できる場合は、返納の際に必要なものや、やり方なども一緒にお伝えしたいと思います。

 

運転免許証の返納は代理人でも行うことができます

免許センター・警察署で代理人による運転免許証の返納ができます

少し前までは、代理人による運転免許証の返納はできませんでしたが、現在(2018年10月段階)は、最寄りの免許センター・警察署で理人による運転免許証の返納が可能になりました。

 

しかし、誰でも代理人をできるというわけではありません。

 

代理人になれるのは、下の4つの項目のどれかに該当する人だけです。

  • 親族(同居、別居、姓が変わっているなどは問いません。)
  • 返納する運転免許証を所有している人が入院・入所中の病院・介護施設等の職員
  • 福祉関係の有資格者
  • 成年後見人

 

知らない人に勝手に返納されたらたまったものじゃないですから、当たり前かもしれませんが。

 

運転免許証が停止中など、特殊な場合でも返納できるの?と気になる方がいると思いますが、その点も調べました。

 

こんな場合は運転免許証の返納はできません

運転免許証が下記のような状況にある方は、代理人による返納が困難になりますので、お気をつけください。

  • 運転免許証を紛失している場合。
  • 運転免許証の汚破損等により、内容の一部が判読できない場合。
  • 運転免許の一部取り消し申請をする場合。
  • 運転免許証の有効期限が満了している場合。
  • 運転免許の取り消し処分の対象となっている場合。
  • 運転免許の停止処分の対象になっている場合、および停止処分期間中の場合。
  • 運転免許の所在地が返納先の免許センター・警察署がある都道府県以外の場合。

 

上記の、代理人による返納が困難な場合7つに関しては、当たり前と言ったら当たり前な条件もありますが、念のためご確認いただくことをオススメします。

 

いつ行けば返納できるの?

免許センターはほぼ毎日手続き可能

免許センターでは、土曜日、国民の祝日や休日、年末年始を除いた日で手続きが運転免許証返納手続きが可能です。

 

手続き可能時間について、各都道府県で若干違うので、最寄りの免許センターにご確認ください。

 

免許センターならいつでもと言っていいくらい手続き可能ですが、免許センターから遠い人は大変だと思います。

そうゆう方は最寄りの警察署で手続きをすることをオススメします。

 

警察署は平日だけ

最寄りの警察署では、月曜日~金曜日の間だけ運転免許証返納の手続きが可能です。

 

警察署も、手続可能な時間については各警察署で若干違うので、最寄りの警察署にご確認ください。

 

免許センターに行く必要が無いのは嬉しいですが、ほとんどの方が働いている時間ですので、警察署での手続きも大変ですね。

 

運転免許証返納には何を持っていけばいいの?

運転免許証返納に必要なものは、本人が行く場合と代理人が行く場合で違います。

 

本人が返納に行く場合の方が、必要なものは少ないです。

ただ、代理人が行く場合も複雑なものが必要なわけではないので、下の項目をご参考いただければ幸いです。

 

本人が運転免許証を返納に行く場合に必要なもの

本人が返納に行く場合は、以下の2つが必要です。

  • 運転免許証
  • 印鑑(シャチハタ不可)

 

ほぼ何も持って行かないのと一緒ですね。

 

代理人が運転免許証を返納に行く場合に必要なもの

代理人が返納に行く場合に必要なものは少し多いですが、大変というほどでは無いです。

  • 返納を希望する方の運転免許証
  • 各都道府県の公安委員会指定の委任状兼承諾書及び誓約書(各都道府県の警察署のホームページでダウンロード可能です)
  • 代理人の印鑑(シャチハタ不可)
  • 本人自ら手続きをできないことを証明する書類(入院証明書・入所証明書・診断書など)
  • 代理人の身分証明書(運転免許証・健康保険証・個人番号カード・パスポートなど)
  • 申請者と代理人の関係を確認できる書類(詳細は下をご確認ください)

 

◇申請者と代理人の関係を確認できる書類について

・親族の場合 ― 住所と苗字が同じ場合は上の身分証明書と一緒。それ以外の方は戸籍謄本。

・病院職員、介護施設職員等の場合 ― 病院又は施設が発行した身分証明証。

・福祉関係の有資格者の場合 ― 有資格者であることを証明する書類。

・成年後見人の場合 ― 成年後見人であることを証明する書類。

 

実際に返納に行く場合は、簡単に書き出してチェックすると分かり易いかもしれませんね。

 

これだけわかれば、運転免許証返納は困らないと思います。

 

しかし、今まで運転免許証を身分証明書として使用していた本人が、『身分の証明ができなくて、困ってしまうから返納は嫌だ!』ということもあると思います。

 

そんな方のために、身分証明書として運転免許証と同じ効力がある運転経歴証明書】というものを発行してもらうことができます。

 

運転経歴証明書とは

運転経歴証明書とは、運転免許証を自主返納された方が申請することで受け取ることができる制度です。

 

運転経歴証明書の外見は、運転免許証とまったく同じ大きさです。

下の絵が運転経歴証明書です。

出典:香川県警察HP
URL:http://www.pref.kagawa.jp/police/menkyo/tetsuzuki/keireki.html

 

運転免許証返納と同じで、最寄りの免許センター又は警察署で取得できます。

 

身分証明書としての効力は、運転免許証と全く同じです。

 

また、運転免許証と違い、更新という手間はありません。

運転経歴証明書を一度取得してしまえば、一生身分証明書に困ることはありませんね。

 

運転経歴証明書も代理人が取得できます

運転経歴証明書も、代理人の方でも取得が可能です。

 

この運転経歴証明書を希望の方は、運転免許証返納の際に一緒に申請することをオススメいたします。

 

なぜなら、申請に必要なものが、運転免許証返納の時に必要だったものに、本人のバストアップ写真(無帽、縦3.0㎝×横2.4㎝、フチなし)と交付手数料(¥1,100)をプラスするだけで済んでしまうからです。

 

運転免許証返納と別で申請しようとすると、また公安委員会指定の委任状兼承諾書及び誓約書を書いたり、戸籍謄本が必要な場合は再取得をしなければいけないので、少し面倒ですよね。

 

これで身分証明書に困ることはありませんが、返納により、65歳以上の方は身分証明書以上の特典が付いてくるんです。

 

65歳以上の方は運転経歴証明書に特典がついてくる

運転免許証の変わりに取得した運転経歴証明書には、特典が付いてきます。(65歳以上の方に適用されます)

 

簡単にですが、

  • 引越しの料金が10%割引
  • 定期預金の店頭金利が+0.05%される
  • ホテルのレストラン・バーなどで10%割引
  • 自動車学校に新規免許取得者を紹介すると3,000~5,000円の謝礼をもらえる
  • タクシー乗車料金10%割引  などなど

 

数えきれないほどの、沢山の特典がついてきます。

 

なお、運転経歴証明書の特典内容を詳しく知りたい方はこちらをご確認ください。 → 警視庁ホームページ

 

これだけの特典がついているのは知りませんでした。(;^_^A

 

高い教習費用を払って取得した運転免許証ですが、返納することで余裕で元が取れちゃいます。

 

もし、私が年齢を重ねてまったく車に乗らなくなったら、間違いなく返納しますね。

 

まとめ

  • 運転免許証返納は、条件を満たせば代理人が行うことができる。
  • 身分証明書として、運転免許証とまったく同じ効力がある運転経歴証明書を取得できる。
  • 65歳以上の方が所持する運転経歴証明書は沢山の特典が付いてくる。

 

運転免許証は、ただ返納するだけでなく、そのあとに特典がついてくるのは嬉しいですね。

 

私が返納するのはだいぶ先の話ですが、返納し忘れないよう注意したいと思います。

 

最後までご確認いただき、誠にありがとうございます。