私はここ3年間(2016~2018年)、年に10回程度中国に出張に行っています。

今回は、初めて中国出張に行く方や久しぶりに中国出張に行く方などに向けて、私が中国出張で必ず用意する持ち物を8点をお伝えします。
また、【出入国カードの書き方】、【服装】【トイレ】なども合わせて書いていきます。

目次を見たい人はクリックしてね
- 1 中国出張に必要な持ち物は?
- 2 常時インターネットを使用したい人以外はWi-Fiはいりません
- 3 中国に出張するならクレジットカード 2枚必須!
- 4 飛行機内で配られる、中国現地の到着空港にある出入国カードに記入する。
- 5 中国国内で注意すること
- 6 まとめ
中国出張に必要な持ち物は?

絶対に必要な持ち物はパスポートとクレジットカードだけです!
絶対に必要なのは、
パスポートとクレジットカード
だけです。
紙幣はほとんど使いません!
私は前日の就寝前に10分くらいで出張の準備を完了してしまうというくらい、絶対に必要なものは少ないです。
しかし、これだけでは何かあったときに困りますので、個人的に必ず持って行くものをお伝えしたいと思います。
個人的に中国出張に欠かせないもの8点
個人的に中国出張に必ず持っていくものは、下の8点です。
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これが私の中国出張のフル装備です。
逆に、これが無いと不安になると言っても過言ではないレベルで重宝しています。
あれ?Wi-Fiは?と思われる方もいるかと思いますが、私はWi-Fiを持っていきません。
常時インターネットを使用したい人以外はWi-Fiはいりません
ホテルや飲食店は必ずと言っていいほどフリーWi-Fiがあるので、私はWi-Fiを持って行きません。
ただ、普通にフリーWi-Fiに接続してしまうと、個人情報などを抜き取られて危険なのでやめてください!
安全にフリーWi-Fiを利用したい人はVPNを必ず利用してください!
更に、VPNを利用しないと、GoogleやLINE、インスタグラムなど日本で使用できていたサービスがほぼ全て使えません。
>VPNの詳細や、常時インターネットに接続したい人向けにオススメのWi-Fiレンタルなど別記事にまとめましたので、詳細を確認したい方は以下の記事をご覧ください。

中国に出張するならクレジットカード 2枚必須!
海外旅行保険用にアメックスゴールドカード、現地での決済用に銀聯カードが必要です
先ほど持ち物8点の中で紹介したクレジットカードですが、私は必ずアメックスと銀聯カードを持っていきます。
特に銀聯カードについては、中国ではこれが無いと何も買えないくらい重要です。
>詳細については以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。
ここまでで日本国内で準備することは全てです。
飛行機内で配られる、中国現地の到着空港にある出入国カードに記入する。
中国入国審査時、中国出国審査時に出入国カードを提出することが義務付けられています。

上の写真が出入国カードになります。
中心付近にある切り取り線から右側が入国カード、左側が出国カードになります。
時期によっては、行きの飛行機内、到着時の空港で入国カードしかもらえず、帰りの出国審査前に出国カードが置いてあって、その場で記入するというときもありますので、行きに入国カードしかもらえない場合も心配しないでください。
中国語の下に英語でも記載があるため比較的わかりやすいですが、英語が苦手な人のために、記入例が下の写真になります。

入国審査の際に空港職員が出入国カードを切り離してくれるので、紛失防止のため切り離さないで持っていた方がいいです。
わかりづらいのは、入国カードの中に中国滞在中の宿泊先を記入しなければいけないので、注意してください。
中国滞在中複数の宿泊先に泊まる場合は、どれか1個書いておけば問題ありません。

中国国内で注意すること
中国と日本は同じアジアですが、文化が若干違うので、以下の点に気を付けてください。
屋台や少し見た目が汚いと思った飲食店での食事はやめましょう
よくテレビで屋台に売っているものを食べるシーンが放送されますが、基本的に屋台や少し見た目が汚いと思った飲食店での食事はやめましょう。
実際には、屋台や少し汚い飲食店では中国の方も食事をしない人が多いです。
現地の中国の方ですらお腹を壊すとのことですので、もし食べるなら最低でもお腹を壊すことを覚悟しましょう。
食事はお腹いっぱいになったら素直に残す
中国の方と一緒にご飯を食べると、その注文量にビックリすると思います。
しかし、全部食べる必要はありません。
お腹いっぱいになったら素直に残しましょう。
日本だと出されたものは残さず食べるという習慣がありますが、中国では違います。
出されたものを全て食べてしまうと、ご飯が足らなかった思って追加で注文されてしまいます。
この中国の食文化は徐々に見直されていますが、お客様をオモテナシするときはよく遭遇すると思いますので、無理する必要は一切ありませんので、お気をつけください。
後、食事を始める際、いただきますなどの挨拶はありません。
しかし、お客様又は一番上の立場の方が最初に料理に箸をつけないとその他の方が食べ始めることができません。
他の人のことを考えて、自分がお客の場合は、とっとと料理に箸をつけてあげましょう。

私は中国の味付けは基本口に合わないですが、四川料理だけは独特の辛みがあり美味しかったです!
お酒を飲めない人は最初にハッキリと断りましょう

中国では、お客様をもてなす際白酒(ばいちゅう)というアルコール度数50度程度のお酒を振舞うことが多々あります。
しかし、お酒を飲めない人はハッキリと断りましょう。
無理して最初飲んでしまうと、その後ドンドン乾杯されて飲まずに負えない状況になりますので、最初に断ることが重要です。
中国の方はお酒が好きな人が多いので、お酒を飲めない人は注意しましょう。
中国の方曰く、『品質の良い白酒は二日酔いにならない』とよく言われますが、お酒はお酒ですので、少し飲みすぎると普通に二日酔いになりますので、ご注意ください。

中国で日本人は3ツ星以下のホテルはほとんど泊まれません

中国では、外国人を宿泊させるためには資格が必要で、三ツ星以下のホテルは高確率でその資格を取得していないので泊まることができません。
中国滞在中の外国人は、宿泊先を中国当局へ連絡する義務があります。
外国人宿泊OKのホテルなら、通常その手続きを勝手に行ってくれますので安心してください。
現地の方にホテルの依頼をする会社が多いので、自分でホテルを手配するという人は少ないと思いますが、もし自分でホテルの手配をする人は、そのホテルが外国人が泊まれるホテルかどうかを必ずチェックしてください。
いい加減なところだと、ネットなどで予約はできたけど、実際に行ってみたら宿泊を拒否されるなんてこともざらにあります。
四つ星以上でも、一泊朝食付きで7500円程度で泊まれるところも多いので、ケチって格安ホテルに泊まろうとするのはオススメできません。

ホテルの方の気分次第で受け入れていた、もしくは取り締まりが強化されたので無理という場合もありますので、要注意です!
トイレの大便器にトイレットペーパーが備え付けられていないのでご注意ください

飲食店や公共施設のトイレの際、大便器にトイレットペーパーが備え付けられていない場合が多々ありますので、ご注意ください。
トイレの出入り口のところに手拭き用のペーパーがあるので、それを予めある程度とっておいて大便をするというスタイルになります。
それでも不安という方は、日本から持参したティッシュペーパーを使用することをオススメします。
出入り口の手拭き用ペーパーを利用する際はペーパーが便器に流れないので、不衛生ですが使用後は備え付けのゴミ箱があるので、そちらに捨ててください。
日本では考えらえれない習慣で恥ずかしいかもしれませんが、トイレ詰まりの原因になるので我慢しましょう。
もちろんホテルにはトイレットペーパーがありますので、ご安心ください。
しかし、中国のトイレットペーパーの1ロールは日本の七分の一くらいしかないものを使用しているところが多いので、トイレットペーパーがすぐ無くなります。
もし、トイレットペーパーを使用して無くなったら、ホテルの従業員さんに追加でトイレットペーパーくださいとお願いして新しいトイレットペーパーをもらいましょう。
海外電源変換アダプターは必要無し

海外のコンセントは日本と形状が違うため、ほとんどの場合電源変換アダプターが必要になりますが、中国では必要ありません。
中国のコンセントは、
- 上の写真の①の2穴タイプ
- 上の写真の②の3穴タイプ
があり、3穴タイプのコンセントは変換アダプターが無いと使用できませんが、2穴タイプのものは日本の製品も使用できます。
上の写真を見ていただくと日本のコンセントと少し形が違うのがわかると思いますが、問題なく使用できるので安心してください。
3穴タイプと2穴タイプは上の写真のように並んで設置されているので、2穴タイプのコンセントにプラグを差し込めばいいだけです。

中国のコンセントを使う上で気を付けていただきたい点が2点あります。
◆気を付けていただきたい1点目 電圧
中国の電圧は220Vです。
それに対して日本の電圧は100Vなので、一部の日本製品は対応していません。
具体的には、日本製の
- パソコン
- スマホ
- 電動シェーバー
などは中国の電圧に対応しているものがほとんどなので、基本使用可能です。
逆に、日本製の
- ドライヤー
- ヘアアイロン
- 電子レンジ
などはほとんど中国の電圧に対応していないので通常使えません。

アダプターや電化製品本体に、上の写真の赤枠の部分のように100Vー240V(または100V~240V)と書いてあるものは中国でも使用可能です。
100Vとしか表記のないものは使用できませんので、十分ご注意ください。
もしどうしても日本からドライヤーなどを持って行って使用したいという人は、変圧器を持って行って変圧器を通せば使用できますので、日本で変圧器を購入して持って行きましょう。

◆気を付けていただきたい2点目 情報が入っている端末の充電にはUSBポート使わない
タブレットやスマホなどに重要な情報が入っている方は、その端末の充電にUSBポート(上のコンセントの写真の③のこと)を絶対使用しないでください。
USBポートを使って充電すると、その充電している端末の情報を盗まれます。
これは中国に限った話ではなく、日本の国内で見かけるUSBポートも同様に情報を盗まれるので、重要な情報が入った端末の充電にUSBポートを使用するのはやめましょう。

スーツは単純作業者の制服なので、決定権がない人だと思われます。
日本だと正式な場面はスーツを着るのが普通ですが、中国でスーツは単純作業者だと思わることがあるので注意しましょう。
スーツを着ている人は決定権がない人で、重要な話をしても無駄と軽視されることがあります。
中国の正式な場面の服装は、スーツ以外の襟のある服(ポロシャツなど)なら問題ありません。

中国のごみ捨てルールはいい加減

中国のごみ捨てルールはいい加減です。
上の写真は実際の中国のごみ箱です。
リサイクルできるゴミとそれ以外のゴミで一応分けている(たまに危険廃物(有害廃棄物)が付いているゴミ箱もある)のですが、ぶっちゃけどっちに捨てても問題ありません。
なぜなら、中国の方もどれがリサイクルできるもので、どれがリサイクルできるものなのか厳密に把握している人はほとんどいません。
今後ごみ分別のルールが厳密化していく可能性もありますが、現段階(2019年6月時点)ではどのゴミ箱に捨てても問題ありません。

まとめ
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初の中国出張の方は戸惑うことも多いかと思いますが、本記事が少しでも参考になれば幸いです。
怪我や病気のない中国出張になることを祈っております。
最後までご確認いただきありがとうございます。
≫中国出張用にクレジットカード取得を検討している方はこちらの記事もご確認ください。
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