中国出張に当たってはクレジットカードが2枚必要ということを以下リンク記事で取り上げましたが、こちらのページでその理由とオススメカードを紹介します。
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クレジットカードが2枚必要な理由!
【1枚目】海外旅行保険用にアメックスゴールドカードが必要
ほとんどのクレジットカードに海外旅行保険が付帯されますが、その中でも保証額とクレジットカード年会費を考慮して、コスパがいいのがアメックスのゴールドカードです。

実際の保証額ですが、

普通は会社で飛行機チケットを手配してくれます。
そのため、上記の表の【旅行代金をカードで決算しない】に該当する方がほとんどだと思います。
一般的なカードだと治療保険は50万円といったところがほとんどですが、アメックスゴールドカードなら200万円とかなり手厚い保証がされるというのがわかりますね。

ただ、アメックスのゴールドカードとなると審査に通らないのでは?と思う方が多いと思います。
しかし、アメックスゴールドカードの取得は簡単です。
一昔前は憧れのクレジットカードとして有名だったアメックスゴールドカードですが、現在では正社員で借金返済の遅延が無い方なら審査に通ります。
アメックスゴールドカードを取得することで、国内外1,200か所以上の空港VIPラウンジを無料で利用できる【プライオリティ・パス】も年会費無料で登録することができます。
これがあれば、空港で時間が余ってしまったときに上質の空間でゆっくり飛行機の時間を待つことができ、海外出張だけでなく、国内出張時にもオススメです。

海外旅行保険はアメックスゴールドカードで十分ですが、実はアメックスを含めほとんどのクレジットカードが中国で使えません。 具体的には、世界的に有名な5大クレジットカード、 はほぼ中国で使用できません。 そこで次に説明する銀聯カードが必要です。 大本が中国系企業である銀聯カード(ユニオンペイ)も必須です。 中国の決済手段と言えば、WeChatペイ、アリペイ、銀聯カードくらいしかありません。 しかも、日本人は中国の銀行口座を持つことが困難なため、WeChatペイやアリペイを利用することができないので、銀聯カードが必須です。 決済を現金で行う人はほとんどいないため、現金を出すと偽札では?と常時確認されます。 中国では、おつりなどに偽札が含まれているのはしょっちゅうで、実際私も最初の出張時に偽札をつかまされました。 YouTubeに偽札を印刷している動画が多数上がるくらい、本当に中国で偽札は珍しいものではありません。
【2枚目】ホテルや飲食店などの支払いに銀聯カード(ユニオンペイ)が必要です。
◆日本人が決算手段として使えるのは銀聯カードくらいしかない
◆現金も使えないことはないがリスクが高すぎる
(下の動画はドルですが、技術的には中国元を作る方が簡単なので、中国元なんてお手の物です)
中国では偽札の所持自体が違法のため、もし偽札をつかまされたらすぐ当局に持って行き事情を説明しましょう。
そうすれば逮捕されずに済みます。
ただ、肝に銘じておいてほしいことがあります。
中国で日本人は外国人です。
政治的な問題があれば、難癖をつけて拘束される場合があります。
中国から日本に無事に帰りたい人は、どこでも使える銀聯カードが必須です。
銀聯カードは、上で紹介した三井住友の他にも数社で発行できます。 しかし他社の場合、VISAカードやマスターカードもあわせて発行することが条件になっています(つまり2枚カードを作らなければならない)。 しかも、三井住友銀聯カードは年会費は永年無料です。 (他社でも銀聯カード自体の年会費は無料というところが多いですが、銀聯カードを単独発行できないので、結局相方のクレカ分の年会費を支払うことになります) よって三井住友がオススメです。 中国で銀聯カードを使用するときに気を付けていただきたい点が一点あります。 それは、暗証番号の桁数です。 日本のクレカの暗証番号は4桁ですが、中国のクレカの暗証番号は6桁のため、暗証番号入力の際は頭に【00】をつけてください。 これを知っていれば現地で困ることがないと思いますので、忘れないようご注意ください。 準備万全で快適な中国出張をお過ごしください。 最後までご確認いただき心から感謝申し上げます。 ≫中国出張に絶対必要な持ち物7点を知りたい方はこちら◆実際に銀聯カードを中国で使う際の豆知識
まとめ