社会保険労務士の年収の現実は?仕事が大変な割に給料が安い?!

社会保険労務士は、資格がなければ行うことができない独占業務がある仕事の割に、給料が安いと言われています。

 

今回、厚生労働省の最新統計資料(賃金構造基本統計調査)の中に、社会保険労務士の給料が出ていたのを発見しました。

 

ただ、やはり国の資料は小難しく書いてあり、パッと見何が何だかわかりづらいので、なるべく噛み砕いて、

  • 社会保険労務士の給料・ボーナス・年収
  • 社会保険労務士の年齢別年収
  • 社会保険労務士の手取り

といったことを、会社の大きさ毎にまとめました。

 

後、社会保険労務士といったら、次から次に書類を処理するために残業!というイメージが強いと思いますので、その点についてもまとめましたので、一緒にお伝えしたいと思います。

 

社会保険労務士の給料・ボーナス・年収

社会保険労務士の平均年収は526万円程度(平均年齢44.9歳)

社会保険労務士の、ボーナスも含んだ年収は526万円程度です。

企業規模(平均年齢) 給料年額(手当含) ボーナス年額 年収(給料年額+ボーナス年額)
10~99人(45.1歳) 4,232,400円 1,038,800円 5,271,200円
100~999人(51.5歳) 6,729,600円 2,549,100円 9,278,700円
1000人以上(31.5歳) 2,992,800円 131,400円 3,124,200円
総合計平均(44.9歳) 4,228,800円 1,033,300円 5,262,100円

厚生労働省「平成29年賃金構造基本統計調査」より。

 

会社の大きさにより、年収が600万円も違うというのは大きいですね

 

これだけ見ると、給料に不安をかかえる人は、企業規模が100~999人を目指すのが得策ですね。

 

年齢別の年収も記載されていたので、お伝えしたいと思います。

 

会社の大きさ毎の年齢別年収

実際に自分の歳だといくらもらえるのか?ということが気になる方が多いと思いますので、年齢別で年収をまとめてみました。

 

会社規模10~99人の社会保険労務士の年齢別年収

年齢 給料年額(手当含) ボーナス年額 年収(給料年額+ボーナス年額)
20~24歳 1,920,000円 20,000円 1,940,000円
25~29歳 2,232,000円 700,000円 2,932,000円
30~34歳 4,632,000円 986,200円 5,618,200円
35~39歳 3,230,400円 782,300円 4,012,700円
40~44歳 3,192,000円 271,800円 3,463,800円
45~49歳 3,248,400円 560,000円 3,808,400円
50~54歳 5,132,400円 1,402,200円 6,534,600円
55~59歳 4,056,000円 1,418,000円 5,474,000円

 

会社規模100~999人の社会保険労務士の年齢別年収

年齢 給料年額(手当含) ボーナス年額 年収(給料年額+ボーナス年額)
20~24歳 データなし データなし データなし
25~29歳 データなし データなし データなし
30~34歳 データなし データなし データなし
35~39歳 データなし データなし データなし
40~44歳 データなし データなし データなし
45~49歳 データなし データなし データなし
50~54歳 6,729,600円 2,549,100円 9,278,700円
55~59歳 データなし データなし データなし

 

企業規模1000人以上の社会保険労務士の年齢別年収

年齢 給料年額(手当含) ボーナス年額 年収(給料年額+ボーナス年額)
20~24歳 データなし データなし データなし
25~29歳 データなし データなし データなし
30~34歳 2,992,800円 131,400円 3,124,200円
35~39歳 データなし データなし データなし
40~44歳 データなし データなし データなし
45~49歳 データなし データなし データなし
50~54歳 データなし データなし データなし
55~59歳 データなし データなし データなし

 

会社が大きくなると、社会保険労務士が務めているところがほとんどないということがわかります。

おそらく、企業規模が比較的小さい会社に外注で仕事を依頼しているため、企業規模が大きくなると自社で社会保険労務士をかかえていないのだと思います。

 

ここまで税金を気にしないでお伝えしてきましたが、実際の手取りは?と気になる方向けに、ザックリですが試算しましたので、お伝えしたいと思います。

 

平均的な社会保険労務士の手取りは?

毎月の社会保険労務士の手取りは29万円程度(平均年齢44.9歳)

社会保険労務士の毎月の手取りは29万円程度です。

企業規模(平均年齢) 月収(手当含) 毎月の手取り
10~99人(45.1歳) 352,700円 294,500円
100~999人(51.5歳) 560,800円 468,300円
1000人以上(31.5歳) 249,400円 208,200円
総合計平均(44.9歳) 352,400円 294,300円

 

手取り額の計算について、住んでいる地域や各個人の環境により税金の額が変わるため多少前後しますが、20~46万円程度になります。

 

社会保険労務士の一年間トータルの手取りは439万円程度

ボーナスも含めると、平均的な社会保険労務士の一年間の手取りは439万円程度です。

企業規模(平均年齢) 一年間トータルの手取り(ボーナス含む)
10~99人(45.1歳) 4,401,500円
100~999人(51.5歳) 7,747,700円
1000人以上(31.5歳) 2,608,700円
総合計平均(44.9歳) 4,393,900円

 

一年間で439万円を自由に使えると思うと、多いと思う方も結構多いのではないかと思います。

 

しかし、社会保険労務士は激務のためお金を使う時間がないというイメージがあります。

その点についてもお伝えしたいと思います。

 

社会保険労務士の残業時間は多い?

社会保険労務士の残業時間についても、厚生労働省の賃金構造基本統計調査に記載があったので、わかりやすくお伝えしたいと思います。

 

社会保険労務士の毎月の残業時間は13時間

毎月の社会保険労務士の残業時間は平均で13時間です。

企業規模(平均年齢) 一ヶ月の残業時間
10~99人(45.1歳) 14時間
100~999人(51.5歳) 0時間
1000人以上(31.5歳) 0時間
総合計平均(44.9歳) 13時間

 

会社が小さくなるほど残業時間が増えているのがわかります。

 

一日の残業時間に換算すると、平均で一日1時間も残業しないということになります。

これぐらいなら許容範囲という方も多いのではないかと思います。

 

ただ、本記事でお伝えした残業時間は、厚生労働省の調べになり、企業側が正確に申請していない可能性もありますので、悪しからず。

 

まとめ

  • 社会保険労務士の平均年収は526万円程度。
  • そこからザックリ試算すると一年間トータルの手取りは439万円程度。
  • 残業は1日1時間もしない。

 

今回、厚生労働省の調査結果を見てみると、社会保険労務士の給料は思ったよりも高く、残業も少ないということで、個人的に社会保険労務士の労働条件は良くないというイメージがありましたが、勘違いでした。

 

職業別の年収と残業時間について調べていて面白いと思ったでの、引き続き他の職種についてもまとめていきたいと思います。

 

最後までご確認いただき誠にありがとうございます。