左官職人の年収は低い?左官道具を自分でそろえると赤字になる?!

左官職人は、繊細な技術が必要な上、体力を使うという大変な仕事の割に給料が安いと言われています。

 

今回、厚生労働省の最新統計資料(賃金構造基本統計調査)の中に、左官職人の給料が出ていたのを発見しました。

 

ただ、やはり国の資料は小難しく書いてあり、パッと見何が何だかわかりづらいので、なるべく噛み砕いて、

  • 左官職人の給料・ボーナス・年収
  • 左官職人の年齢別年収
  • 左官職人の手取り

といったことを、会社の大きさ毎にまとめました。

 

後、左官職人といったら期限内に仕事を完了させるために残業!というイメージがあると思いますので、その点についてもまとめましたので、一緒にお伝えしたいと思います。

 

左官職人の給料・ボーナス・年収

左官職人の平均年収は383万円程度(平均年齢53.3歳)

左官職人の、ボーナスも含んだ年収は383万円程度です。

企業規模(平均年齢) 給料年額(手当含) ボーナス年額 年収(給料年額+ボーナス年額)
10~99人(54.1歳) 3,530,400円 166,900円 3,697,300円
100~999人(47歳) 4,696,800円 164,100円 4,860,900円
1000人以上(データなし) データなし データなし データなし
総合計平均(53.3歳) 3,663,600円 166,600円 3,830,200円

厚生労働省「平成29年賃金構造基本統計調査」より。

 

企業規模が1000人を超える会社では、左官職人をかかえていないという結果でした。

おそらくパートナー会社に仕事を外注しているのだと思います。

 

基本的な給料が年間で100万円違うというのは大きいですね。

 

年齢別の年収も記載されていたので、お伝えしたいと思います。

 

会社の大きさ毎の年齢別年収

実際に自分の歳だといくらもらえるのか?ということが気になる方が多いと思いますので、年齢別で年収をまとめてみました。

 

会社規模10~99人の左官職人の年齢別年収

年齢 給料年額(手当含) ボーナス年額 年収(給料年額+ボーナス年額)
~19歳 2,540,400円 4,800円 2,545,200円
20~24歳 3,260,400円 55,700円 3,316,100円
25~29歳 2,661,600円 14,200円 2,675,800円
30~34歳 3,066,000円 177,000円 3,243,000円
35~39歳 4,026,000円 315,700円 4,341,700円
40~44歳 3,139,200円 158,100円 3,297,300円
45~49歳 4,384,800円 297,000円 4,681,800円
50~54歳 3,985,200円 95,100円 4,080,300円
55~59歳 2,973,600円 193,100円 3,166,700円

 

会社規模100~999人の左官職人の年齢別年収

年齢 給料年額(手当含) ボーナス年額 年収(給料年額+ボーナス年額)
~19歳 2,508,000円 155,000円 2,663,000円
20~24歳 4,045,200円 300,400円 4,345,600円
25~29歳 4,209,600円 398,900円 4,608,500円
30~34歳 4,054,800円 34,800円 4,089,600円
35~39歳 5,283,600円 422,300円 5,705,900円
40~44歳 3,855,600円 174,600円 4,030,200円
45~49歳 6,009,600円 74,100円 6,081,000円
50~54歳 5,114,400円 190,900円 5,305,300円
55~59歳 5,096,400円 24,000円 5,120,400円

 

体力が必要な仕事のため、体力が有り余っている若い頃からある程度の給料をもらえるのでは?と思っていましたが、19歳以下よりも、それ以上の年齢の方が給料を貰えるという結果でした

 

技術が必要な仕事のため、ある程度実力がついてきたところで給料が上がるという仕組みが業界を通じて出来上がっているのでしょうか。

 

ここまで税金を気にしないでお伝えしてきましたが、実際の手取りは?と気になる方向けに、ザックリですが試算しましたので、お伝えしたいと思います。

 

平均的な左官職人の手取りは?

毎月の左官職人の手取りは25万円程度(平均年齢53.3歳)

左官職人の毎月の手取りは25万円程度です。

企業規模(平均年齢) 月収(手当含) 毎月の手取り
10~99人(54.1歳) 294,200円 245,700円
100~999人(47歳) 391,400円 326,800円
総合計平均(53.3歳) 305,300円 254,900円

 

手取り額の計算について、住んでいる地域や各個人の環境により税金の額が変わるため多少前後しますが、24~32万円程度になります。

 

左官職人の一年間トータルの手取りは319万円程度

ボーナスも含めると、平均的な左官職人の一年間の手取りは319万円程度です。

企業規模(平均年齢) 一年間トータルの手取り(ボーナス含む)
10~99人(54.1歳) 3,087,200円
100~999人(47歳) 4,058,900円
総合計平均(53.3歳) 3,198,200円

 

一年間で319万円を自由に使えると思うと、それは少ないと思う人と、それは多いと思う人でわかれると思います。

 

しかし、左官職人は仕事で疲れて家で休息をとらなければ次の日が仕事にならないので、お金を使う時間がないというイメージがあります。

その点についてもお伝えしたいと思います。

 

左官職人の残業時間は多い?

左官職人の残業時間についても、厚生労働省の賃金構造基本統計調査に記載があったので、わかりやすくお伝えしたいと思います。

 

左官職人の毎月の残業時間は7時間

毎月の左官職人の残業時間は平均で7時間です。

企業規模(平均年齢) 一ヶ月の残業時間
10~99人(54.1歳) 4時間
100~999人(47歳) 30時間
総合計平均(歳) 7時間

 

会社が大きくなるほど残業時間が増えているのがわかります。

 

一日の残業時間に換算すると、平均で一日30分間も残業しないということになります。

これぐらいなら許容範囲という方も多いのではないかと思います。

 

ただ、本記事でお伝えした残業時間は、厚生労働省の調べになり、企業側が正確に申請していない可能性もありますので、悪しからず。

 

まとめ

  • 左官職人の平均年収は383万円程度。
  • そこからザックリ試算すると一年間トータルの手取りは319万円程度。
  • 残業は1日30分間もしない。

 

今回、厚生労働省の調査結果を見てみると、左官職人の残業は思ったより少ないということで、個人的に左官職人の労働条件は良くないというイメージがありましたが、勘違いでした。

 

職業別の年収と残業時間について調べていて面白いと思ったでの、引き続き他の職種についてもまとめていきたいと思います。

 

最後までご確認いただき誠にありがとうございます。