不動産鑑定士の年収は低い?給料の現実を知ると将来性を疑ってしまう?!

不動産鑑定士は、個人の資産にもかかわってくる大事な職業の割に、給料が安いと言われています。

今回、厚生労働省の最新統計資料(賃金構造基本統計調査)の中に、不動産鑑定士の給料が出ていたのを発見しました。

 

ただ、やはり国の資料は小難しく書いてあり、パッと見何が何だかわかりづらいので、なるべく噛み砕いて、

  • 不動産鑑定士の給料・ボーナス・年収
  • 不動産鑑定士の年齢別年収
  • 不動産鑑定士の手取り

といったことを、会社の大きさ毎にまとめました。

 

後、不動産鑑定士といったら時間関係なしで仕事!というイメージがあると思いますので、残業ついてもまとめましたので、一緒にお伝えしたいと思います。

 

不動産鑑定士の給料・ボーナス・年収

不動産鑑定士の平均年収は777万円程度(平均年齢48歳)

不動産鑑定士の、ボーナスも含んだ年収は777万円程度です。

企業規模(平均年齢) 給料年額(手当含) ボーナス年額 年収(給料年額+ボーナス年額)
10~99人(43.1歳) 4,030,800円 1,265,800円 5,296,600円
100~999人(50歳) 6,644,400円 2,152,000円 8,796,400円
1000人以上(データなし) データなし データなし データなし
総合計平均(48歳) 5,883,600円 1,893,800円 7,777,400円

厚生労働省「平成29年賃金構造基本統計調査」より。

 

企業規模が1000人以上になると、データがないということで、その大きさの会社に不動産鑑定士がいないという結果でした。

 

会社の大きさにより、収入が大きく変わってくるというのが顕著にでていますね。

 

年齢別の年収も記載されていたので、お伝えしたいと思います。

 

会社の大きさ毎の年齢別年収

実際に自分の歳だといくらもらえるのか?ということが気になる方が多いと思いますので、年齢別で年収をまとめてみました。

 

会社規模10~99人の不動産鑑定士の年齢別年収

年齢 給料年額(手当含) ボーナス年額 年収(給料年額+ボーナス年額)
20~24歳 データなし データなし データなし
25~29歳 データなし データなし データなし
30~34歳 データなし データなし データなし
35~39歳 7,440,000円 5,000,000円 12,440,000円
40~44歳 7,119,600円 2,919,400円 10,039,000円
45~49歳 データなし データなし データなし
50~54歳 9,960,000円 6,800,000円 16,760,000円
55~59歳 1,714,800円 0円 1,714,800円

 

会社規模100~999人の不動産鑑定士の年齢別年収

年齢 給料年額(手当含) ボーナス年額 年収(給料年額+ボーナス年額)
20~24歳 データなし データなし データなし
25~29歳 データなし データなし データなし
30~34歳 データなし データなし データなし
35~39歳 6,827,100円 1,497,900円 6,827,100円
40~44歳 9,146,600円 2,384,600円 9,146,600円
45~49歳 8,704,300円 2,224,300円 8,704,300円
50~54歳 データなし データなし データなし
55~59歳 7,099,200円 2,268,500円 9,367,700円

 

会社の大きさに限らず、若い人がまったくいないということがわかると思います

 

不動産鑑定士は、資格取得者が国内に8000人程度しかいないというレアな資格ですが、近年ではその人気はいまいちということでしょうか。

 

ここまで税金を気にしないでお伝えしてきましたが、実際の手取りは?と気になる方向けに、ザックリですが試算しましたので、お伝えしたいと思います。

 

平均的な不動産鑑定士の手取りは?

毎月の不動産鑑定士の手取りは40万円程度(平均年齢48歳)

不動産鑑定士の毎月の手取りは40万円程度です。

企業規模(平均年齢) 月収(手当含) 毎月の手取り
10~99人(43.1歳) 335,900円 280,500円
100~999人(50歳) 553,700円 462,300円
総合計平均(48歳) 490,300円 409,400円

 

手取り額の計算について、住んでいる地域や各個人の環境により税金の額が変わるため多少前後しますが、28~46万円程度になります。

 

不動産鑑定士の一年間トータルの手取りは649万円程度

ボーナスも含めると、平均的な不動産鑑定士の一年間の手取りは649万円程度です。

企業規模(平均年齢) 一年間トータルの手取り(ボーナス含む)
10~99人(43.1歳) 4,422,700円
100~999人(50歳) 7,345,000円
総合計平均(48歳) 6,494,100円

 

一年間で649万円を自由に使えると思うと、多いと思う方がほとんどではないかと思います。

 

しかし、勤務時間が長くて、時給換算にすると割にあっていないのでは?と思う人もいるかと思いますので、残業についてもお伝えしたいと思います。

 

不動産鑑定士の残業時間は多い?

不動産鑑定士の残業時間についても、厚生労働省の賃金構造基本統計調査に記載があったので、わかりやすくお伝えしたいと思います。

 

不動産鑑定士の毎月の残業時間は2時間

毎月の不動産鑑定士の残業時間は平均で2時間です。

企業規模(平均年齢) 一ヶ月の残業時間
10~99人(43.1歳) 2時間
100~999人(50.歳) 3時間
総合計平均(48歳) 2時間

 

会社が大きくなるほど残業時間が増えているのがわかります。

 

一日の残業時間に換算すると、平均で一日10分も残業しないということになります。

これぐらいなら許容範囲という方も多いのではないかと思います。

 

ただ、本記事でお伝えした残業時間は、厚生労働省の調べになり、企業側が正確に申請していない可能性もありますので、悪しからず。

 

まとめ

  • 不動産鑑定士の平均年収は777万円程度。
  • そこからザックリ試算すると一年間トータルの手取りは649万円程度。
  • 残業は1日10分もしない。

 

今回、厚生労働省の調査結果を見てみると、不動産鑑定士の給料は思ったよりも高く、残業も少ないということで、現状ではオススメの職業ではないかと思います。

しかし、人間が鑑定するより、AIが鑑定した方が個人差がなく、時間もかからないという時代がそう遠くない未来に迫ってきていると個人的に思います。

 

若者が目指さない職業になってしまっているということから、将来性があるのか、ないのかということは一目瞭然かと思います。

 

職業別の年収と残業時間について調べていて面白いと思ったでの、引き続き他の職種についてもまとめていきたいと思います。

 

最後までご確認いただき誠にありがとうございます。