栄養士の給料は仕事内容に比べて安い?実際の給料の手取りや残業についてお伝えします。

栄養士は、常に新メニューの開発を行うなど、自由な時間が少ないという環境にもかかわらず給料が安いと言われています。

 

今回、厚生労働省の最新統計資料(賃金構造基本統計調査)の中に、栄養士の給料が出ていたのを発見しました。

 

ただ、やはり国の資料は小難しく書いてあり、パッと見何が何だかわかりづらいので、なるべく噛み砕いて、

  • 栄養士の給料・ボーナス・年収
  • 栄養士の年齢別年収
  • 栄養士の手取り

といったことを、会社の大きさ毎にまとめました。

 

後、栄養士といったら時間外労働で新メニュー開発のために試行錯誤する!というイメージが強いと思いますので、時間外労働(残業)についてもまとめましたので、一緒にお伝えしたいと思います。

 

栄養士の給料・ボーナス・年収

栄養士の平均年収は345万円程度(平均年齢35歳)

栄養士の、ボーナスも含んだ年収は345万円程度です。

企業規模(平均年齢) 給料年額(手当含) ボーナス年額 年収(給料年額+ボーナス年額)
10~99人(36.2歳) 2,727,600円 560,500円 3,288,100円
100~999人(35.4歳) 2,838,000円 584,900円 3,422,900円
1000人以上(32.8歳) 3,138,000円 568,400円 3,706,400円
総合計平均(35歳) 2,881,200円 573,800円 3,455,000円

厚生労働省「平成29年賃金構造基本統計調査」より。

 

会社の大きさが大きくなるほど、給料が上がっていることがわかりました。

 

ボーナスの差は少ないですが、毎月の給料が差があり、年間で50万円程度差が出てしまうという結果でした。

 

年齢別の年収も記載されていたので、お伝えしたいと思います。

 

会社の大きさ毎の年齢別年収

実際に自分の歳だといくらもらえるのか?ということが気になる方が多いと思いますので、年齢別で年収をまとめてみました。

 

会社規模10~99人の栄養士の年齢別年収

年齢 給料年額(手当含) ボーナス年額 年収(給料年額+ボーナス年額)
20~24歳 2,329,200円 321,300円 2,650,500円
25~29歳 2,476,800円 458,100円 2,934,900円
30~34歳 2,692,800円 570,000円 3,262,800円
35~39歳 2,892,000円 613,000円 3,505,000円
40~44歳 2,886,000円 634,400円 3,520,400円
45~49歳 2,990,400円 813,300円 3,803,700円
50~54歳 2,718,000円 512,500円 3,230,500円
55~59歳 3,390,000円 976,600円 4,366,600円

 

会社規模100~999人の栄養士の年齢別年収

年齢 給料年額(手当含) ボーナス年額 年収(給料年額+ボーナス年額)
20~24歳 2,416,800円 304,800円 2,721,600円
25~29歳 2,636,400円 524,700円 3,161,100円
30~34歳 2,895,600円 570,900円 3,466,500円
35~39歳 2,883,600円 564,100円 3,447,700円
40~44歳 3,067,200円 811,700円 3,878,900円
45~49歳 3,180,000円 796,700円 3,976,700円
50~54歳 3,175,200円 883,100円 4,058,300円
55~59歳 3,362,400円 876,500円 4,238,900円

 

企業規模1000人以上の栄養士の年齢別年収

年齢 給料年額(手当含) ボーナス年額 年収(給料年額+ボーナス年額)
20~24歳 2,683,600円 270,500円 2,944,100円
25~29歳 2,863,200円 504,400円 3,367,600円
30~34歳 3,154,800円 648,700円 3,803,500円
35~39歳 3,247,200円 757,900円 4,005,100円
40~44歳 3,561,600円 621,100円 4,182,700円
45~49歳 3,916,800円 980,300円 4,897,100円
50~54歳 4,119,600円 970,800円 5,090,400円
55~59歳 3,831,600円 887,300円 4,718,900円

 

会社の大きさに限らず、年齢が上がるごとに順調に給料が増えています。

 

ここまで税金を気にしないでお伝えしてきましたが、実際の手取りは?と気になる方向けに、ザックリですが試算しましたので、お伝えしたいと思います。

 

平均的な栄養士の手取りは?

毎月の栄養士の手取りは20万円程度(平均年齢35歳)

栄養士の毎月の手取りは20万円程度です。

企業規模(平均年齢) 月収(手当含) 毎月の手取り
10~99人(36.2歳) 227,300円 189,800円
100~999人(35.4歳) 236,500円 197,500円
1000人以上(32.8歳) 261,500円 218,400円
総合計平均(35歳) 240,100円 200,500円

 

手取り額の計算について、住んでいる地域や各個人の環境により税金の額が変わるため多少前後しますが、18~21万円程度になります。

 

栄養士の一年間トータルの手取りは288万円程度

ボーナスも含めると、平均的な栄養士の一年間の手取りは288万円程度です。

企業規模(平均年齢) 一年間トータルの手取り(ボーナス含む)
10~99人(36.2歳) 2,745,600円
100~999人(35.4歳) 2,858,100円
1000人以上(32.8歳) 3,094,800円
総合計平均(35歳) 2,884,900円

 

栄養バランスを崩した生活をしていると、必ず後で体調に異変をきたすというほど、人間が生きる上でとても重要なことを手伝ってくれている職業にも関わらず、一年間の手取りが288万円というのは安いと個人的に思います。

 

栄養士は日々新メニューの開発をするなど、お金を使う時間がないというイメージがあります。

その点についてもお伝えしたいと思います。

 

栄養士の時間外労働は多い?

栄養士の時間外労働についても、厚生労働省の賃金構造基本統計調査に記載があったので、わかりやすくお伝えしたいと思います。

 

栄養士の毎月の時間外労働は7時間

毎月の栄養士の時間外労働は平均で7時間です。

企業規模(平均年齢) 一ヶ月の時間外労働時間
10~99人(36.2歳) 4時間
100~999人(35.4歳) 5時間
1000人以上(32.8歳) 16時間
総合計平均(35歳) 7時間

 

会社が大きくなるほど時間外労働が増えているのがわかります。

企業規模が1000人以上になると、グっと時間外労働時間が増えるというのは少し気になります。

 

一日のあたりの時間外労働時間に換算すると、平均で一日30分間も時間外労働をしないということになります。

これぐらいなら許容範囲という方も多いのではないかと思います。

 

ただ、本記事でお伝えした時間外労働時間は、厚生労働省の調べになり、企業側が正確に申請していない可能性もありますので、悪しからず。

 

まとめ

  • 栄養士の平均年収は345万円程度。
  • そこからザックリ試算すると一年間トータルの手取りは288万円程度。
  • 時間外労働は1日30分間もしない。

 

今回、厚生労働省の調査結果を見てみると、栄養士の給料は思っていたよりも安いですが、残業も少ないということで、そこでバランスをとっているのかとも思いますが、ある意味命に係わるような仕事のため、もっと良い給料をもらってもいいのではないかと個人的に思いました。

 

職業別の年収と残業時間について調べていて面白いと思ったでの、引き続き他の職種についてもまとめていきたいと思います。

 

最後までご確認いただき誠にありがとうございます。