弁護士の年収の現実は?憧れの高収入職業の一つにしては給料が安すぎる?!

弁護士は、以前は高収入で憧れの職業の一つと言われていましたが、最近では実は給料が安いのでは?ということで話題になっています。

 

今回、厚生労働省の最新統計資料(賃金構造基本統計調査)の中に、弁護士の給料が出ていたのを発見しました。

 

ただ、やはり国の資料は小難しく書いてあり、パッと見何が何だかわかりづらいので、なるべく噛み砕いて、

  • 弁護士の給料・ボーナス・年収
  • 弁護士の年齢別年収
  • 弁護士の手取り

といったことを、会社の大きさ毎にまとめました。

 

後、弁護士といったら、依頼主に呼び出されたら時間関係なしで仕事!というイメージが強いと思いますので、その点についてもまとめましたので、一緒にお伝えしたいと思います。

 

弁護士の給料・ボーナス・年収

弁護士の平均年収は1028万円程度(平均年齢39.7歳)

弁護士の、ボーナスも含んだ年収は1028万円程度です。

企業規模(平均年齢) 給料年額(手当含) ボーナス年額 年収(給料年額+ボーナス年額)
10~99人(39.1歳) 7,821,600円 2,891,600円 10,713,200円
100~999人(51.7歳) 6,712,800円 267,600円 6,980,400円
1000人以上(34.9歳) 4,737,600円 1,630,700円 6,368,300円
総合計平均(39.7歳) 7,620,000円 2,669,500円 10,289,500円

厚生労働省「平成29年賃金構造基本統計調査」より。

 

弁護士といったら個人事務所で少数精鋭というイメージがあり、会社の規模は大きくなくても給料が良いのかと思っていましたが、その通りでした。

 

年間のボーナスが250万円以上違うというのはかなり大きいですね。

 

年齢別の年収も記載されていたので、お伝えしたいと思います。

 

会社の大きさ毎の年齢別年収

実際に自分の歳だといくらもらえるのか?ということが気になる方が多いと思いますので、年齢別で年収をまとめてみました。

 

会社規模10~99人の弁護士の年齢別年収

年齢 給料年額(手当含) ボーナス年額 年収(給料年額+ボーナス年額)
25~29歳 5,515,200円 189,100円 5,515,200円
30~34歳 5,926,800円 1,056,000円 5,926,800円
35~39歳 9,879,600円 578,500円 9,879,600円
40~44歳 9,685,200円 0円 9,685,200円
45~49歳 8,910,000円 7,805,600円 8,910,000円
50~54歳 5,736,000円 2,950,000円 5,736,000円
55~59歳 データなし データなし データなし

 

会社規模100~999人の弁護士の年齢別年収

年齢 給料年額(手当含) ボーナス年額 年収(給料年額+ボーナス年額)
25~29歳 データなし データなし データなし
30~34歳 データなし データなし データなし
35~39歳 5,439,600円 830,000円 6,269,600円
40~44歳 データなし データなし データなし
45~49歳 データなし データなし データなし
50~54歳 66,612,000円 0円 66,612,000円
55~59歳 データなし データなし データなし

 

企業規模1000人以上の弁護士の年齢別年収

年齢 給料年額(手当含) ボーナス年額 年収(給料年額+ボーナス年額)
25~29歳 4,603,200円 1,579,600円 6,182,800円
30~34歳 4,496,400円 1,236,500円 5,732,900円
35~39歳 6,004,800円 2,902,600円 8,907,400円
40~44歳 データなし データなし データなし
45~49歳 4,220,400円 1,134,200円 5,354,600円
50~54歳 データなし データなし データなし
55~59歳 データなし データなし データなし

 

会社の大きさによる規則性はなく、一番給料が高い年代では、6661万円の収入を得ている弁護士もいるという結果でした

弁護士を依頼した際、裁判結果により大きく弁護士費用が変わるということがほとんどのため、これが大きく弁護士の収入に響いているのではないかと思います。

 

まさに、弁護士は実力次第で収入が大きく変わってくる職業だと思いました。

 

ここまで税金を気にしないでお伝えしてきましたが、実際の手取りは?と気になる方向けに、ザックリですが試算しましたので、お伝えしたいと思います。

 

平均的な弁護士の手取りは?

毎月の弁護士の手取りは53万円程度(平均年齢39.7歳)

弁護士の毎月の手取りは53万円程度です。

企業規模(平均年齢) 月収(手当含) 毎月の手取り
10~99人(39.1歳) 651,800円 544,300円
100~999人(51.7歳) 559,400円 467,100円
1000人以上(34.9歳) 394,800円 329,700円
総合計平均(39.7歳) 635,000円 530,200円

 

手取り額の計算について、住んでいる地域や各個人の環境により税金の額が変わるため多少前後しますが、32~54万円程度になります。

 

弁護士の一年間トータルの手取りは859万円程度

ボーナスも含めると、平均的な弁護士の一年間の手取りは859万円程度です。

企業規模(平均年齢) 一年間トータルの手取り(ボーナス含む)
10~99人(39.1歳) 8,945,500円
100~999人(51.7歳) 5,828,600円
1000人以上(34.9歳) 5,317,500円
総合計平均(39.7歳) 8,591,700円

 

一年間で859万円を自由に使えると思うと、多いと思う方がほとんどだと思います。

 

しかし、弁護士は激務のためお金を使う時間がないというイメージがあります。

その点についてもお伝えしたいと思います。

 

弁護士の残業時間は多い?

弁護士の残業時間についても、厚生労働省の賃金構造基本統計調査に記載があったので、わかりやすくお伝えしたいと思います。

 

弁護士の毎月の残業時間は0時間

毎月の弁護士の残業時間は平均で0時間です。

企業規模(平均年齢) 一ヶ月の残業時間
10~99人(39.1歳) 0時間
100~999人(51.7歳) 3時間
1000人以上(34.9歳) 2時間
総合計平均(39.7歳) 0時間

 

弁護士は、ほとんど残業をしないという結果でした。

 

ただ、本記事でお伝えした残業時間は、厚生労働省の調べになり、企業側が正確に申請していない可能性もありますので、悪しからず。

 

まとめ

  • 弁護士の平均年収は1028万円程度。
  • そこからザックリ試算すると一年間トータルの手取りは859万円程度。
  • 残業はほとんどしない。

 

今回、厚生労働省の調査結果を見てみると、弁護士の給料は思ったよりも高く、残業も少ないということで、個人的に弁護士の労働条件は良くないというイメージがありましたが、勘違いでした。

 

職業別の年収と残業時間について調べていて面白いと思ったでの、引き続き他の職種についてもまとめていきたいと思います。

 

最後までご確認いただき誠にありがとうございます。